ママ猫の、ミーコ。
こんばんは。
メイプルです。
秋ちゃんと風ちゃんのママ猫の、ミーコ。
以前、このブログでもチラホラ登場しています。
この時点で推定8歳。
最後の子育て(秋ちゃん、風ちゃん)を終えた頃の写真です。
子育てで疲れたのか、ちょっとおばあちゃん猫っぽくなっていますね。
実際は、とっても美人さんで子煩悩、そして賢い。
才色兼備とでも言いましょうか・・・いいすぎ(笑)
メイプルお母さんは飲食店を経営していたんですが、ミーコは、そのお店の周辺の野良ネコちゃんでした。ミーコは、メイプルお母さんには「ミーコ」と呼ばれていましたが、近所の家のおばちゃんからは「美人ちゃん」って呼ばれ、また、違うところでも、他の名前が付いていたくらい、近所でも可愛がられていたんです。
メイプルお母さんは、ミーコの賢さや可愛さに魅かれて、ミーコを半分野良ちゃんとして飼う事にしたんです。
お店の裏に1K(人間でも住める広さ)の小屋があり、お店の倉庫として使っていたんですが、そこを"ミーコの家"にして、出入り自由にして、トイレやご飯もその小屋に置いていました。
そして飼うって決めた以上、避妊手術をしないといけません。
ある日、避妊手術をしようと動物病院に連れて行ったら、既に妊娠していました。そのお腹にいたのが、秋ちゃんと風ちゃんです。
4匹の子猫を子育て中のミーコ。
この中に秋と風がいます(*^^*) どれかわからん(;'∀')
他の2匹は雪ちゃんとキーちゃんと言います。
ヒゼンダニにやられてしまいます。
以前のメイプルの記事。
書き方もなんでもかんでも悲惨で恥ずかしいんですが・・・。
こちらからどうぞ。文章、めっちゃ短いです(^^ゞ
そして、いろんな事を乗り越えて、秋ちゃんと風ちゃんが福岡に来ることになります。
その後ミーコは、半野良ちゃんとしてその小屋で2年ほど生活していました。
2年後、メイプルお母さんがお店をやめることになったんです。
30年近くやっていたお店だったので、まあ理由は、歳ですよね。
そこで、ミーコをどうするかと。。。
もう、ここで完全野良ネコとしては、難しいんじゃないか、とか。
ミーコも歳だし(この時で10歳くらいでしょうか)
迷った挙句、メイプルお母さんのマンションへ連れていくことになったんです。
もちろんメイプルも安心・・・なんですが、10年も野良猫として自由に生きてきた猫を完全家猫として飼えるのかが、一番不安でした。
マンションで暮らし始めたミーコ。
脱走を試みたりと、最初の半年は大変そうでした。
ミーコはとても不思議な猫で、人間をわかってるんじゃないか?と言うくらい、見透かされている感じがしていました。
でも、半年を過ぎたころから大人しくなり、脱走することもなくなっていきました。
ミーコが来て1年後くらいのことでしょうか。
メイプルお母さんは、以前のお店のお得意さんだったお客さんから「黒猫をもらってほしい」とお願いされたんです。
メイプルお母さんは、ミーコに友達ができればいいな・・・と考え、その黒猫を引き取ります。
黒猫の「クロちゃん」←そのまんま(笑) もうちょっとなんかなかったの~?って感じですね。
見ての通り、子猫の頃のクロちゃん。
まだ4か月くらいです。
やんちゃで遊び盛りのクロちゃん。
ここからミーコの戦いが始まります(´;ω;`)
子猫のクロちゃんは、相手が10歳のミーコでも「遊んで!遊んで!ねーーー遊ぼうよ~」って感じで、まあ、ミーコに絡む絡む。
そしてミーコはとにかく「うざい!とにかくうざい!どっかいけ!」なのです。
威嚇の連発で、ちょっと心配でした。
今までにないストレスでどうにかならないのかと。
そして、1年が過ぎたころにミーコの健康診断をしてもらいました。
そこで患っていたのは「腎臓病」。
高齢の猫に多い「腎臓病」ですが、とにかく療養食でなんとかなる!とあきらめずにメイプルもメイプルお母さんも、ミーコを少しでも長く生きてほしいと、側にいてほしいと、思い続けて数か月がすきました。
ある日、メイプルに、メイプルお母さんからの電話が鳴ります。
電話の向こうには母が泣いていて、
母 :「ミーコが消えた、ミーコがいなくなった」
メイプル:「消えた?どういう事?」
母 :「ミーコがこつぜんと消えた」
メイプル:「・・・」
事のいきさつはこうです。
買い物に出かけた母(出かけるときには確実にミーコがいたらしいのです)
帰ってきて、いろんな事をちょこちょこすませ、ちょっと休憩しようと思ったときに「あれ?ミーコは?寝てる?そういえばミーコをみていない」と思ったらしい。
家中をさがしまわってもいない。
マンションは7階で、転落事故?と思い、ベランダから下を見ても気配はない。
そもそもベランダは開けて外出はしていない。
部屋の外に出て、ずっとミーコと呼びながら探しても、いない。
マンションはオートロックで、そんなに簡単には外にでられないはず。
やっぱり家のなかで寝ているのかな、と思い、外と中を何時間も探しながら、探しながら、名前を呼びながら・・・探して探して。
でも結局ミーコは出てきませんでした。
最後も本当に不思議な猫でした。
猫は、死ぬときに姿を隠すって言われていますが、本当にそうだったかはわかりません。
でも、その時は不思議と悲しくなかったんです。
不仲なクロちゃんから離れたかったのかな?
やっぱり自由に外で生活したかったのかな?
もし今外で自由にしていて、楽しいかな?
メイプルも、メイプルお母さんも、そんなプラスの面しか考えていませんでした。
あれから3年半年。
今、秋ちゃんと風ちゃんがこうして、メイプルのところに来てくれたことも、猫ブログを書きたい!って思わせてくれた事も、すべて、ミーコ、あなたが秋と風を産んでくれたからなのよ。
秋と風を産んでくれてありがとう。
秋と風に会わせてくれてありがとう。
今はきっと生きてないと思うけど、あなたの事は一生忘れません。
★おまけ★
秋と風には半年先に産まれた、お姉ちゃん猫の「ヨーちゃん」がいました。
そのお話はここからどうぞ。
ちょっと泣けるお話なので、お仕事中には見ない方がいいと思います(笑)
ではでは。
NeCoねこさんとメイプルからのお願い。
どうか、署名、拡散をお願いします!
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