完・今、父を語りたいのです。
こんにちは。
メイプルです。
ジメジメしたお話も今回で完結します。
皆さまお付き合いくださって本当にありがとうございます。
前回の予告(笑)にも書きましたが、今日はちょっとだけ不思議体験を書いていきますね。
あ、怖くないですよ。
あ、怖い話もありますが(笑)
では、ちょっとだけ怖い話から。
父がこの世を去って半年過ぎたくらいの頃でしょうか。
時間って言うものは本当にスゴイもので、父が居なくなった事を徐々に忘れさせていくんですよね。
時間が解決してくれる・・・って言葉がありますが、まさしくそれです。
でも、半年っていったらまだまだ。
ちょっと寝たら翌日にでも父が「ただいま~」って帰ってきそうな、そんな気持ちもまだまだ残ったまま。
そんなある日、友人が私の家に泊まりに来てくれました。
私を気遣って、度々泊まりに来てくれる友人が数名いました。
その中の1人だったんですが、その日も「泊まりに行くよ~」って言ってくれて、メイプル家の下のバス停までその子を迎えにいきました。
その子ももちろん何度も父にも会った事ある子で、顔も知っています。
バスから降りた友人とおしゃべりしながらメイプル家へ歩き始めました。
メイプル家は坂を上ったところに建っていたので、バス停からは5分くらい歩かないといけない場所。
ちょうど夕日も沈みかけであたりは少々薄暗い状態でした。
2人で歩いているとメイプル家が見えて来ました。
メイプル家の玄関は、家の裏側から道を進み、そして玄関にたどりつきます。
ちょうど裏側に差し掛かったときに、友人がふと立ち止まります。
メイプル:「どがんかした?」(どうしたの?)
友人 :「んにゃ、なんもなか・・・。」(いや、なにもないよ)
そして玄関に到着してそのまままっすぐ2Fのメイプル部屋に行きます。
その日は、兄も用事で居なくて母はもちろん仕事。
祖母は私の隣の部屋で、テレビを見ていました。
だからこの家に居るのは、祖母と私達だけなんです。
部屋についた時、友人が、
友人 :「あのね、メイプルのお父さんおったよ」
メイプル:「えっ??」
友人 :「さっき、裏の道通っていた時、1Fの部屋からこっち見よったよ。メイプル見らんかった?」
メイプル:「・・・見てない・・・。」
こんなやり取りがありました。
そうなんです。
裏道から玄関までの道の途中から見える部屋があるんですが、そこはかつて父も生活していた両親の部屋。
そこから窓越しに父がこちらを見ていたというんです。
もちろん、その子は霊感などこれっぽっちもありません。
ここまでだったら、友人が父の霊を見た、ちょっと怖い話と言うことで終わりなのですが、話はこれからなのです。
その日も母は朝と晩の仕事に行っていました。
友人とそんな不思議話をしていたら、電話が鳴りました。
その電話は母からだったのです。
「メイプル?今日ね胸が苦しくなって病院にいったとよ」と。
「仕事場の〇〇さんに送ってもらうけん、ちょっと布団敷いててくれる?」
そんな内容だったと思います。
正直、父が亡くなった日が頭によぎりました。
続けて母も亡くなるのかと。
でも帰宅した母はとても落ち着いていて、自力で歩く事もできていたので、私的にはとても安心したことを覚えています。
後々聞いた話が、その日、朝から具合が悪くて、そのうち胸が苦しくなってお昼過ぎに仕事場の人に病院へ連れて行ってもらい、でもその後は気分がよくなったって。
私はそのとき、友人が見たという"父"が何か知らせたかったのかな~って思うようになりました。
この話は数週間後に母に話すことになるんですが、母もまた「お父さんも心配してたんかな~。メイプルとお友達にお母さんのこと伝えたかったんかな」って言ってました。
気の持ちようなのかもしれませんが、そんな不思議なこともあるんだな~、あってもいいのかな〜って思うようになりました。
もちろん、過労からの体調不良だったので、その後は兄と話し、母への負担を少なくしていきました。その後も数回友人が泊まりに来たりしましたが、父の姿は現れませんでした。
もう一ついっちゃいます。
これ怖くないです(笑)
でも、これ凄いです。
メイプルが福岡で働くことになった時のお話です。
父が亡くなって4年が経とうとしていました。
福岡で働きたいと常々思っていたメイプルだったんですが、福岡での就職先も決まり、住むところを探そうと思っていました。
やっぱり最初だから、寂しいかもしれないからと言う理由で幼馴染と暮らすことになったんです。
2人で早速福岡市へ向かいます。
車の中ではワクワクですよね。
この春からの新生活にドキドキワクワク、どんな家がいい?とか、間取りは?とか、いろんな想像しながら福岡へ向かいました。
福岡市へ車で行くのはこれが2回目。
就職の面接の時と今日。
当時は福岡市に何区がある事すら知らなかったと思います(笑)
福岡市に入って結構すぐだったと思います。
佐世保市とは違う、都会な感じの街に入っていき、ちょっとビビッている私達に飛び込んできたのは、今で言う「エ〇ブル」とか、そんな感じの不動産屋さん。
これ以上都会になったら車も運転できなくなるかもと言う笑える理由から、まずそこに幼馴染と飛び込みました。
その場所は福岡市早良区藤崎という場所。
不動産屋さんの営業の方へ女性2人、仕事場は博多駅のすぐ近くと言うことを伝え、いろんな場所に案内されました。
やっぱりオートロックがいいのかな~とか話ながら、1つ2つほどのマンションを見て周り、でもやっぱり家賃が多少なり安く、そして交通の便もそこそこ良いところを重点的に探しました。
そして最後に、後々住むことになるマンションに案内され、日当たりも良い、家賃もそこそこ。地下鉄の駅からもそんなに遠くないし、近くにはスーパーもありとても良いところでした。
たぶん、その日は決めずに持ち帰ったと思います。
数日後、結構帰ってからすぐくらいに幼馴染から、「もう決めよう」と連絡がありました。不動産屋さんから電話があったらしく、今思えば不動産あるあるですね。
「早く決めないと、決まっちゃいますよ~」っていう営業文句。
その翌日くらいに、母には、今日たぶん決めてくるからね、とそれだけ伝え福岡へまた向かいました。
そして、最後に案内されたマンションにもう一度連れて行ってもらい、やっぱりココがいいね!と2人で話し、賃貸契約することにしたんです。
仮にそのマンションの住所とマンション名を、
とでもしておきましょう。
福岡へ出発する1週間か10日くらい前の頃でしょうか。
実家に1本の電話がかかってきます。
電話の相手は、転勤の為佐世保市から福岡市へ引越して、家族で福岡に住んでいる父の親友のMさんからでした。
母 :「メイプル~Mさんから電話よ~」
メイプル:「お久しぶりでーす!どうしたと?」
Mさん :「メイプルが福岡来るって聞いたっちゃけど、住むところとか決まったと?」
メイプル:「うん決まったよ!この前福岡に行って決めてきたったい」
Mさん :「念のため住所教えて。なんかあったら飛んでいくけん(笑)」
Mさん :「ん?」
メイプル:「1丁目2-3・・・」
Mさん :「え?」
メイプル:「秋風マンション306号室」
Mさん :「うそやろ~・・・これ~メイプルお父さんの仕業やね・・・(笑)」
メイプル:「は?」
Mさん :「俺んちと同じマンション。俺んち203号室」
メイプル:「!!!」
母 :「ええええええーーー!!」
なんと!メイプル父さん、天国から頑張って娘の初めての1人(2人)暮らし先を、親友に見張れとばかりに同じマンションにしちゃいました(笑)
母もMさんも、もちろんメイプルもこれには本当に驚きました。
だって、福岡市内にマンションとかアパート、コーポなど部屋数ってそりゃ山ほどある中で、大親友の家族のマンションと同じになるなんて偶然ですまされるでしょうか。
本当に父が見守ってくれてるんだ、としか言い様がありませんでした。
もしかすると、偶然の偶然で、すごいタイミングでってことだったかもしれません。
でも、こーんな不思議で、しかもとってもいいことだったら、私は「父が見てるな~」とか、「見守ってくれてるんだな~」とか、思うように、思い出すようにしています。
皆さんにも、身近な大切な人がもし亡くなっていたとしたら、
少しでもその方を思い出してあげください。
そして、見守ってくれているんだ、と思ってあげくださいね。
最後に、猫あるあるなんですが、秋、風を抱っこしているときに、秋と風が急に私の顔の横や上をジーっと見つめて、瞳孔がブワって開くことがあります。
動物には見えるのでしょうか。
そんな時は「ねえ秋(風)ちゃん、お父さんおる?メガネかけてる人よ~よろしく伝えてね~」って秋や風に言ってます(笑)
たくさん付き合っていただき、ありがとうございました。
あの頃に、こうやってブログと言うハイテク機器(笑)を利用して、父のことを日本中(少々世界中 笑)に発信できるなんて、夢にも思いませんでした。
読んでいただく方に感謝しかありません。
今度はブログ開設1年が目標です!
今後とも、秋ちゃん風ちゃんメイプル共々、どうぞよろしくお願いいたします(*^^)v
秋ちゃん、爆睡中なの?
違いました、猫なのに狸寝入りです(笑)
最近カメラで撮影しようとすると、寝たふりするんです(T_T)
いやなのかな~。。。でも撮っちゃいますが(^_^;)
風ちゃん、うんうんさんの最中。。。お食事の方、吹き出さないように<(_ _)>
うーーんってしている顔が可愛くて、たまに載せちゃいたくなるんです(^^ゞ
お許しを(^^)
お目目くりっくり瞳孔くりっくりも可愛いけど、瞳孔がシュッとしたときの猫の目もまたいいですね。
薄い翡翠色の目が綺麗だね(^^)
重ねた手に顔を乗せて(^^)
「どうしたの?相談のってあげるよ」って聞こえません?(笑)
秋姉さん、聞いてくださいよ~って言いそうになります(*´ω`)
ではでは。